梅本来の風味を活かした、こだわりの味付け
特選梅干の肉厚で柔らかい食感
塩味を抑えながら、梅干しの旨味や酸味を味わえる
南高梅は、明治35年頃、現 和歌山県みなべ町晩稲(おしね)地区で発見された1本の梅の木から始まりました。粒が大きく、果肉が厚い、皮は絹のようになめらか、熟すと紅色を呈し甘酸っぱい香りが漂うのが特徴。明治より木を継いで大切に育てられた南高梅を使っています。
木の上で熟し自然落下した実を一つ一つ手で拾い集め、特選の梅を選りすぐります。特選の基準を満たした梅は、傷がなく柔らかい最上級のA級品質、サイズは食べるのにちょうどいい2Lサイズです。
干したままの梅干は塩気が強いため、1度塩分を抜きます。余計なものは加えず、梅干し作り工程で抽出された梅酢と少しの原材料で味を整え、低塩でありながら梅本来の風味を味わえる梅干を作ります。
漬け上がった梅干はとても繊細です。旨味を蓄えた梅干しは皮が柔らかく破れやすいため、一粒一粒丁寧に容器に並べ入れます。
味のバランスを考え尽くして作られたうす塩味。塩味を抑えながら梅本来の風味を活かした、滋味あふれる梅干をお楽しみください。