木樽熟成による深い旨味と風味
醬油ベースのタレで仕上げています
高菜の中でも評価の高い「三池高菜」発祥の地である福岡県みやま市瀬高町。昔から野菜栽培の気候に適しており、冬の厳しい寒さと春のうららかな陽気で、肉厚な高菜が育ちます。
創業以来、杉の木樽を使用しており、4月は漬け込みの季節。直径、深さともに6尺(約180cm)もある、巨大な木の樽の中に職人が入り込んで、丁寧に高菜を並べていきます。漬込みは何日もかかる大仕事です。
樽から引き上げた高菜は、食感と色合いの良いところだけを使います。しっかりと洗って塩抜きをしてから、醤油ベースのタレでまろやかに仕上げていきます。
職人がひとつずつ丁寧に折りたたんで、手で袋詰めしています。半年以上の間漬け込み、熟成した高菜は、ほどよい酸味と辛味があります。伝統製法だからこその味わいをぜひご賞味ください。